神奈川県藤沢市・アパート　屋根塗装・外壁塗装・長尺シート張り

塗装前に高圧洗浄をし、汚れやカビなどの不純物を除去して塗料の密着性を高めます。

水圧で掃除していくので、モップなどよりも効率良く、細かな溝の汚れも逃しません。

塗装しない場所を汚さないように地面や窓ガラスなどを養生し、使用する塗料やタスペーサーを搬入しました。

こちらは外壁の継ぎ目などに使用するコーキング材のSRシールNB50と専用プライマーです。

下塗り材のマイルドシーラーエポは破風板などの付帯部に使用します。

棟板金の継ぎ目にコーキング材を充填しました。まずは下塗り材(プライマー)を塗布します。

下塗り材の乾燥を確認後、SRシールNB50を充填しました。

釘頭にもコーキング材を被せ、釘が抜けにくくなるよう施工しています。

こちらは外壁材同士の継ぎ目のコーキングを打ち替える際の写真です。まずは既存コーキングを撤去しました。

そこに下塗り材を刷毛で塗布し、コーキング材の接着力を高めます。

棟板金と同じ、SRシールNB50を外壁材の継ぎ目にも打ち込みました。

ヘラ均し後、青いマスキングテープを剥がしてコーキング工事完了です。

外壁材の継ぎ目の他、ドア周りなど部材と部材の間のコーキングを打ち替えています。

コーキング工事後、外壁の脆弱部の下地処理も行いました。

スレート瓦の下塗りには遮熱性のある『サーモテックシーラー』を塗布しました。

これは縁切りと言って、屋根材同士の間に隙間を作り、雨水が屋根材の裏に溜まらないよう対策をしているところです。

上塗り塗料にはスーパーシャネツサーモFが採用されました。高い遮熱効果に優れ、暑さ対策ができる屋根用塗料です。

お色は全日射：24.5％（近赤外線：48.6％）のカーボングレーです。汚れも目立ちにくい色なのでオススメです。

サイディングは2種類のデザインが使われており、同じ塗料ですがそれぞれ色を変えています。

こちらは19-85C、ミストベージュという色で清潔感のある色味に仕上げました。

こちらはSR-426という落ち着きのあるグリーン系で塗装しました。

塗料は超耐候性、超低汚染性のエスケープレミアム無機が採用されました。期待耐用年数約18～20年の長寿命です。

鉄部は錆びないようザウルスIIという錆び止めを塗布しました。

今回は赤錆色ですが、他に黒錆色、白、グレーもあります。

下塗りの色は仕上げ塗料の色によって使い分けています。

細い水切りは刷毛を使って塗布しました。

軒天の下塗りには下地へ浸透し、防カビ効果の高い水性ミラクシーラーエコを使っています。

軒天の中塗りと上塗りには水性ケンエースという、ヤニ・しみ止め効果に優れた艶消し塗料を使用しました。

軒天は他の部材と違い、日陰になるので湿気がこもりやすい場所です。そのため、他の付帯部とは特徴の違う塗料を使用しています。

軒天以外の付帯部の中塗りも進めていきました。外階段はプレミアムNADシリコンを使用。

他の付帯部に使用した仕上げ塗料はエスケープレミアム無機マイルドです。

エスケープレミアム無機マイルドは光沢が美しく、超低汚染性塗料です。

雨樋はもともと強固な素材ですが、塗装することで美観を向上させることができます。

軒樋も丁寧に塗装し、美しく仕上げていきます。

下塗りと同様に、細い部材である水切りは刷毛で少しずつ塗装しました。

外階段や破風など、黒い部分の色はN-15と言う鉄黒です。

鉄黒はやや灰みがかった黒のことを言います。

美しい艶と落ち着きのある黒で高級感があります。

中塗りと上塗りは同じ色なので塗り忘れがないよう注意しながら塗装していきました。

艶ムラ、色ムラもないよう、慎重かつスピーディに塗り進めます。

水切りはN-90、鉛白という色で塗装しました。

水分を吸って酷く劣化していた立ち上がり部分ですが、長尺シートと立ち上がりまでウレタン防水を施工しました。

使用した長尺シートは耐候性が高く、雨漏りや漏水を防ぐことができます。騒音や転倒の危険を防ぐメリットもあります。見た目も綺麗になりました。

最後に仕上がりをチェックし、作業終了です。

もともとピンクを基調としたアパートでしたが一新されました。

水を吸って苔が広がっていた立ち上がり部分も綺麗になり、防水性も回復しました。