神奈川県藤沢市・K様　外壁塗装・屋根シーリング工事

使用する塗料缶を搬入しました。こちらは外壁に塗装する下塗り材や上塗り材、錆び止めです。

こちらは付帯部に使用する塗料やベランダトップコート塗り替えの際に使うアセトンなどです。玄関ポーチや窓など、塗装しない場所の養生も完了しました。

アスファルトシングルの屋根はコーキング工事のみを行います。写真は継ぎ目にプライマーという接着剤の下塗り材を塗布しているものです。

プライマー乾燥後、耐久性の高いオートンイクシードというコーキング材を充填しました。

棟板金を留めている釘が抜けにくくなるよう、釘頭にもオートンイクシードを打ちました。

これでしばらく、棟板金が原因での雨漏りを防ぐことができます。

部材ごとに適した下塗り材を塗っていきます。軒天の下塗りは耐水性、耐アルカリ性に優れた水性ミラクシーラーエコを塗布しました。

破風板は­浸透･固着性が高く、下地の補強効果に優れているマイルドシーラーEPOを塗布しました。

錆びが発生するシャッターボックスや水切りは、錆び止め塗料のザウルスIIを選択しました。

下塗りは最後には見えなくなる塗膜ですが、この後の中塗り・上塗りの仕上がりの良し悪しを決定付けるため、丁寧に塗装していきました。

下塗り塗膜の上から仕上げ材を塗布していきます。軒天は水性ケンエースが採用されました。

他の付帯部は超耐候性・超低汚染性のエスケープレミアム無機マイルドを塗装しました。

シャッターボックスや水切りは錆び止めを塗布しましたが、紫外線に弱いので必ず仕上げ塗料を塗ります。

チョーキングが起こっていた水切りも、これで綺麗になります。

外壁塗装をする際に特に塗装をおすすめしているのが雨樋です。

外壁が綺麗になっても雨樋がボロボロだと、全体の見た目が悪くなるからです。

水性ケンエースはつや消しなので落ち着きのある仕上がりになりました。

他の付帯部は5分艶で新品のように、かつピカピカし過ぎない見た目です。

色はN-87、白鼠色(しろねずみいろ)が選ばれました。白に少しグレーの入った色です。

上塗りは最後に見える塗膜なので失敗は許されません。

色ムラ、艶ムラに注意しながら塗装していきました。

このように付帯部の色を合わせると統一感のあるデザインになります。

ベランダの床はトップコートを塗り替えるため、下地処理を行いました。まずは塗膜が剥がれている箇所を研磨します。

次にアセトンで、研磨して出た粉塵や油分を除去しました。

使用したのはタフシールトップ#300というアクリルウレタン系のトップコートです。

木部は木材保護用塗料のキシラデコールを塗装しました。内部に浸透するタイプで、防腐・防カビ・防虫効果があります。

タフシールトップ#300をもう1度塗布し、乾燥したらベランダも完成です。

木部ももう1度塗料を塗布しました。木部は特に劣化スピードの早い素材です。5年前後を目安に塗り替えをしましょう。

全ての塗装が終わり、養生をバラしました。最後に足場を解体して清掃して完工です。

汚れが目立っていた外壁が、綺麗に蘇りました！汚れにくい塗料で塗装しているので長くこの美しさを維持します。