神奈川県鎌倉市・N様邸 特殊な作りのお住まいの外壁塗装・屋根塗装の現場調査

神奈川県鎌倉市・N様邸 特殊な作りのお住まいの外壁塗装・屋根塗装の現場調査 (24)

神奈川県鎌倉市のN様より、外壁塗装・屋根塗装のご依頼をいただきました!

今回は現場調査の様子についてお伝えします。

目次

特殊な外壁のお住まいでした

外壁の劣化を気にされ、現場調査のご依頼をいただきました。

こちらが調査に伺った際に撮影したN様邸の外観です。

N様邸は少し変わった外壁で、胴縁が外側に取り付けられていました。

塗装工事では素材の種類や状態によって使用する下塗り材を選択します。

N様邸は外壁材と胴縁の素材が異なるので、それぞれ下塗り材が塗布できるようにしなければなりません。

方法はマスキングテープで胴縁を1箇所ずつ養生します。

かなり手間がかかりますし、技術が必要なので業者によっては断られるかもしれません。

当社では他社で断られた施工内容もできることが多いです。

「こんな家ですが工事できますか?」「こういう仕上がりにしてほしい」など、何でもご相談くださいね^^

外壁は塗装が剥がれ、苔が繁殖していました

塗料は色を塗るだけのペンキと違い、紫外線や雨水などから部材を守ってくれています。

しかし、経年劣化によって写真のように塗装が剥がれてしまう場合があります。

神奈川県鎌倉市・N様邸 特殊な作りのお住まいの外壁塗装・屋根塗装の現場調査 (1)

塗装が剥がれるということは部材を守れていないということです。

外壁の塗装が剥がれているということは外壁を保護するバリアーが無くなっているので、外壁材そのものが劣化します。

この状態を更に放置し続ければ、見た目が悪くなりますし、外壁張り替えなどの大掛かりな工事が必要になる恐れもあります。

外壁工事は大まかに、一番安いのが塗装工事、次にカバー工法、そして張り替え工事の順に高くなります。

30坪で塗装工事の相場は約60~100万円、張り替え工事だと約160万円~250万円ほどかかります。


また、外壁のメンテナンスを怠れば外壁以外の部材にも影響が起こり、工事が必要になるケースが多いです。

そうならないよう、約10年に1度を目安に外壁塗装をしてお住まいを長持ちさせましょう。

シーリングに亀裂が入っていました

外壁の塗装が劣化していると大抵の場合、シーリングも劣化しています。

調査を進めていると、やはりシーリングも劣化して亀裂が入っていました。

この状態はかなりの重度な劣化です。

大きく亀裂が入っているので、ここから雨水や隙間風が入る恐れがあります。

お住まいというのは防水ありきで造られており、少しの雨水の侵入も許してはいけません。

少しでも雨水が入ることにより、内部の木材が腐食し、鉄部は錆びてしまいます。

漏電や火災の恐れもありますし、木材が濡れるとシロアリが寄ってきます。

他にも様々なリスクがあるので、シーリングが剥がれていたり写真のように亀裂が入っている場合は、できるだけ早めに工事をしましょう。

シーリングだけの工事を行う場合もありますが、足場を組む工事なので外壁塗装も一緒にされる方が多いです。

基礎も塗装で防水性がアップします

お住まいの強度に関わる基礎も劣化して、ひび割れが起こっていました。

神奈川県鎌倉市・N様邸 特殊な作りのお住まいの外壁塗装・屋根塗装の現場調査 (17)

基礎のひび割れは放置すると鉄筋の錆びや地盤沈下の可能性もあります。

基礎を塗装することで防水性がアップし、中性化を抑制、カビや苔の防止、美観の向上に繋がります。

外壁も基礎も、既存の色は明るいグレーですが、どちらもN-15の鉄黒(てつぐろ)という色で統一感のあるスタイリッシュなデザインを提案させていただきました。

木製ドアは変色していました

玄関ドアの上には庇が取り付けられていたので上部は湿気による症状が。

下部は庇では紫外線や雨水から守り切れず、劣化症状が酷く出ていました。

木製ドアは他のドアとは違い、雨風に弱く、塗装の劣化と木製の材質ゆえのカビが発生するケースが多いです。

湿気に弱いので、雨が続く梅雨時期や豪雨などの季節を繰り返すと劣化が早く進みます。

それらの影響から守るために定期的な塗装メンテナンスが必要です。

アク洗いや漂白、ケレン作業などの下地処理を行い、木部用塗料での塗装を提案させていただきました。

ガルバリウム鋼板も塗装して錆び予防

屋根、水切り、笠木、出窓庇、サッシなどはガルバリウム鋼板でした。

こちらは笠木の写真です。ビスが思いっきり出ていて危ないので打ち直しも必要です。

他の金属部材よりは錆びにくい素材ですが、絶対に錆びないというわけではありません。

「錆びが起こったら塗装する」という考えだと、実は遅いんです。

錆びは発生するとその部分を削り落として塗装しなければなりません。

そのため、「錆びは起こらないよう予防する」ことで、部材を長持ちさせられます。


施工の内容や色決め、スケジュールなどを綿密に打ち合わせし、全てご納得いただいた上で正式に工事をお申込みくださいました。


施工の様子は施工事例のページにて、随時更新していきますので、ご覧いただけると嬉しいです。

N様にご満足いただける仕上がりとなるよう、精一杯頑張ります!


鎌倉の外壁塗装職人店【PAINT BASE】

−N−

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次