神奈川県茅ケ崎市・K様邸｜外壁塗装・屋上防水｜木部・付帯部までトータル施工で統一感ある仕上がりに

まずは既存の劣化した塗膜や汚れをケレンでしっかり除去し、表面を整えます。
この工程を丁寧に行うことで、このあと施工する防水材の密着性が大きく変わります。

下地にプライマーを塗布し、防水材がしっかり密着できる状態を作ります。
防水層の長寿命化には欠かせない工程です。

続いて、ウレタン樹脂をローラーで均一に塗り広げていきます。1層目は、下地になじませながら膜厚を形成していく工程です。

乾燥後、さらに2層目を重ね塗りし、必要な膜厚を確保します。複数回に分けて施工することで、耐久性・防水性・柔軟性のバランスが整います。

雨水がもっとも集まる排水まわりは、特に丁寧な施工が必要な部分。ウレタンを厚く塗り重ね、細かな段差や凹凸も均一に整えることで、水の流れを妨げず防水層が長持ちする仕上がりに。

改修用防水シートを貼り込み、継ぎ目部分は熱を加えて溶着。
これにより、シート同士が一体化し水の侵入経路を完全に遮断します。

最後に端部専用テープを貼り、継ぎ目を補強。
そのうえでシーリング処理を行い、仕上げまでしっかり密閉します。

最終工程としてトップコートを塗布。
表面がなめらかになり、仕上がりも美しく整いました。

今回の外壁には、SK化研の弾性プレミアムシリコンを採用しました。伸縮性のある塗膜が建物の動きに追従し、ひび割れや雨水の侵入をしっかり防いでくれる塗料です。

まずは専用フィラーで下塗りを行い、細かな凹凸を均しながら塗料の密着性を高める土台をつくります。

下塗りが乾燥したら、仕上げ塗料「弾性プレミアムシリコン」を1回目塗布します。
中塗りでは塗膜の厚みを確保し、防水性・耐候性のベースをつくります。

最後にもう一度同じ仕上げ塗料を重ね、塗膜を均一に整えながらツヤと耐久性を向上。
しっとりした質感とムラのない美しい仕上がりになりました。

まずは木部表面の汚れやカビを洗浄し、塗料がしっかり密着できる状態に整えます。

洗浄後は、専用の研磨道具を使用してサンディング作業を行います。

木部の継ぎ目や割れ、隙間部分にはコーキング材を充填し、防水性を高める処理を行います。

仕上げには、木部保護塗料「大阪ガス × キシラデコール」を使用。キシラデコールは、木材内部に浸透し、防腐・防虫・防カビ・防湿といった劣化要因を抑える高耐久仕様の塗料です。

雨樋・水切り・シャッターボックスなどの金属部分も塗装しました。こちらは雨樋の施工の様子。細かいところも丁寧に。

金属製のシャッターボックスは、旧塗膜を整えたあと、サビ止め→中塗り→上塗りの3工程で塗装。

すべての工程を終えて、住まい全体が新築のような美しさに生まれ変わりました。
落ち着いたトーンに、付帯部のツヤがアクセントとなり、上品で統一感のある佇まいに仕上がっています。

K様からは、「屋上の不安がなくなってよかった」「色のバランスがとても気に入っています」と嬉しいお言葉をいただきました。