ベランダを綺麗に守る!トップコートの塗り替え

ベランダを綺麗に守る!トップコートの塗り替え4

ベランダに汚れが溜まっていたり、カビや苔が生えていると気になりますよね。

そんな時はトップコートの塗り替えを検討してみてはいかがでしょうか。

ベランダのトップコートを塗り替えると美観が向上しますし、何よりトップコートの下にある防水層を守ることができます。


この記事ではベランダのトップコートの塗り替え時期や費用、工程などについて詳しく解説します。

ベランダの汚れが気になってきたら、ぜひご参考になさってください。

目次

ベランダのトップコートとは

ベランダを綺麗に守る!トップコートの塗り替え3

ベランダのトップコートとは、ベランダの床に施工されている防水層を守るために塗装されている塗料のことです。

防水工事において、トップコートは最上層にあります。


防水層は防水の効果は高いものですが、紫外線に弱いという特徴があります。

反対に、トップコートには防水機能はありませんが、紫外線に強いという特徴があります。


防水層、トップコートのどちらかだけでは成り立たず、両方あることでベランダを守っています。

トップコートの塗り替えを表す劣化症状

ベランダを綺麗に守る!トップコートの塗り替え2

トップコートは大体5年で劣化しますが、使用されている塗料や環境、ベランダを歩行する頻度によっても異なります。

新築や前回のリフォームから5年以内でも、以下のような症状が1つでも見られる場合は塗り替えをご検討ください。

退色

経年劣化によりトップコートの表面が退色していたり、摩耗して表面が荒れていることがあります。

トップコートが劣化している状態なので、機能性を維持するためにも塗り替えて健康な状態にしましょう。

チョーキング現象


チョーキング現象は塗装面を触ると手に白っぽい粉が付く現象です。

この粉の正体は塗膜の中に含まれる成分が浮き出てきたものです。


チョーキング現象は塗膜の劣化を表す代表的なサインの1つです。

ベランダのトップコートだけでなく、外壁や付帯部にも起こり得る症状です。

カビ・苔・雑草

湿気が多く、雨水が溜まる場所、日光が当たりにくい場所はカビ・苔・雑草が生えることがあります。

カビや苔の胞子は喘息、アレルギーなど、人体に悪影響を及ぼします。

掃き出し窓を開けて空気の入れ替えをしようとしても、健康被害に繋がる恐れがあるので除去しなければいけません。


また、雑草は防水層や下地の部分にまで根を張ります。

その根を伝い、雨漏りが起こる恐れもあるので自分で抜いたりせず、業者に相談すると安心です。

ひび割れ・剥がれ

経年劣化や紫外線などの影響により、トップコートがひび割れたり剥がれる場合があります。

状態が酷くなければ塗り替えのみで対応することが可能です。

劣化の進行具合によっては塗り替えだけでなく、防水層の工事も必要です。


ご自宅のベランダに上記の症状が見られる場合は、業者に調査をご依頼されることをおすすめします。

ペイントベースではお電話、お問合せフォーム、LINEでもご相談を承っています。

トップコートのご相談はコチラ

ベランダのトップコートの種類

ベランダのトップコートに使用する塗料には種類があります。

業者に相談をする際、どんなトップコートがあるか知っておけば打ち合わせがスムーズに進むでしょう。

塗り替えを依頼する際のご参考になさってください。

ウレタン系トップコート

防水層にはウレタン防水・FRP防水・シート防水・アスファルト防水と種類があります。

ウレタン系トップコートはウレタン防水工事の仕上げで使用する塗料です。


ウレタン系のトップコートにはアクリルウレタン系と、フッ素系の2種類があります。

塗り替えに適しているのはアクリルウレタン系で、伸縮性があるのが特徴です。


耐用年数はおよそ3~5年と、それほど長くはありません。

ポリエステル系トップコート

ポリエステル系トップコートはFRP防水のトップコートとして使用されます。

とても硬く、耐荷重性に優れているトップコートです。


乾燥した状態で硬くなり、重ね塗りをすれば割れることがあります。

そのため、塗り替えで使用されることはあまりありません。


耐用年数はおよそ5年で、ウレタン系トップコートよりも丈夫です。

フッ素系トップコート

フッ素系トップコートは汚れを弾く機能があり、ベランダを美しく維持してくれます。

耐久性も高く、寿命はおよそ10年と長寿命です。


ただ、コストが高いことからあまり需要はありません。

コストはかかってもメンテナンス期間の間隔を長く空けたいという方におすすめです。

トップコート塗り替えの手順

ベランダを綺麗に守る!トップコートの塗り替え4

では、具体的にトップコートの塗り替えはどのように行われるのでしょう。

ここでは詳しい手順についてご紹介します。


①高圧洗浄

ベランダの汚れや苔を強力な水圧で洗い流します。


②ケレン作業

サンダーケレンという道具を使い、下地表面に細かな傷をつけてトップコートの密着性を高めます。

この時、剥がれかかっている旧塗膜があれば除去します。


③アセトン拭き

研磨した粉塵や油分などを除去するため、溶剤を使って拭き取り、下地を整えます。


④下塗り

プライマーという下塗り材を塗布します。

プライマーは最初に塗る塗料のことを言い、下地と、この後に塗布するトップコートの接着力を高めてくれます。

下塗りをしなければ、せっかくトップコートを塗ってもすぐに剥がれてしまいます。


⑤トップコート塗布

トップコートを2回に分けて塗装して完成です。

トップコート塗り替えの施工例

こちらは当社で施工させていただいた藤沢市のS様邸の写真です。

施工前は汚れが溜まり、日当たりの悪いところはカビが生えていました。

ベランダを綺麗に守る!トップコートの塗り替え (1)

「神奈川県藤沢市・S様邸 屋根塗装・外壁塗装」の現場調査の様子はコチラ


この状態から、前述した工程で塗り替えを行いました。

施工後の写真がこちらです。

ベランダを綺麗に守る!トップコートの塗り替え (2)

汚れていたベランダが、まるで新築のようですよね。

綺麗になっただけでなく、トップコートの防水層を守る機能も回復しました。

「神奈川県藤沢市・S様邸 屋根塗装・外壁塗装」の施工事例はコチラ

トップコートの状態が気になったら業者に相談しましょう

トップコートが汚れている、カビや苔が生えているなどの劣化症状が見られる場合は業者に相談しましょう。

また、塗り替えをすべき状態かわからない、という場合でも点検を無料で行っている業者がほとんどです。

点検費用を確認し、塗装業者やトップコート塗り替えの施工実績のある業者に点検を依頼してみてください。

なお、中には塗装の実績があっても防水職人がいない、防水工事は承っていないという塗装業者もあります。

依頼する前にHPで確認したり、直接問合せて確認しましょう。


また、トップコートの塗り替えをDIYでしようと考える方もいらっしゃると思います。

インターネットではDIYの方法も掲載されています。

しかし、トップコートの塗り替えには専門的な知識と技術が必要です。

誤った施工方法、下地に適していない塗料を選択してしまうと、かえって状況が悪化することがあります。

ベランダを健康に保つためにも、施工はプロに任せましょう。

鎌倉市の防水工事ならPAINT BASEへ!

当社では塗装工事だけでなく、防水工事、トップコートの塗り替えの実績も多数ございます。

これまで培ってきた経験をもとに、お住まいを美しく蘇らせます。

外壁塗装や屋根塗装、左官工事とお住まいのリフォームを幅広く承っています。


「これは工事が必要?」

「塗り替えはいくらかかる?」など、何でもお気軽にお問合せください。

点検・お見積りは完全無料です(^_^)/

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