「ひび割れや汚れが目立つ」横浜市港南区・I様邸　無料現場調査(屋根塗装・外壁塗装)

神奈川県横浜市港南区のI様邸にて、屋根塗装・外壁塗装の無料現場調査に伺いました！

その際の様子を写真付きでご報告します^^

「外壁のひび割れや汚れが目立つ」とお問合せくださいました

I様は当社のHPのお問合せフォームからご連絡くださいました。

「外壁のひび割れや汚れが目立つので塗装の見積もりをお願いしたい」という内容でした。

当社はお見積もりの際には必ずお住まいに伺い、使われている素材や劣化状態、面積を調査します。

調査の際は基本的にお客さまに立ち会いをお願いし、状況を一緒にご確認いただいています。

そのため、I様のご都合の良い日をお伺いして日程を調整しました。

こちらは現場調査に伺った際に撮影した写真です。

どのような劣化症状が発生しているのか、どんな工事が必要なのか、その理由などをI様にご案内しながらお住まいを見て回りました。

次の項目から、お伝えした内容をご紹介します。

新築の時点では綺麗な外壁がだんだん汚れる理由

外壁には窯業系サイディングやトタン外壁、ガルバリウム鋼板外壁など、沢山の種類があり、それぞれ特徴や劣化症状が異なります。

I様邸の外壁はモルタル外壁と板張り外壁の2種類でした。

I様は「新築の時はピカピカだったんですけどね」と仰っていました。

新築の時点では外壁に塗られている塗装の『低汚染性』が機能しているので、汚れが付きにくくなっています。

低汚染性は排気ガスからのスス、土埃、黄砂などの汚染物質が付きにくく、建物の美観を維持できる性能のことです。

この低汚染性が年月が経つにつれて効果を失っていき、外壁に汚れが付きやすくなっていきます。

つまり、外壁が汚れているということは塗装が劣化しているということを表しています。

塗装の機能は低汚染性だけでなく、一般的に耐候性や防カビ・防藻性などが備わっています。

耐候性は紫外線や雨風から外壁材を守る(耐える)機能、防カビ・防藻性はカビや藻を寄せ付けない機能です。

「低汚染性だけが劣化する」ということはなく、どの効果も徐々に機能が低下していきます。

その年数は使用塗料やお住まいの環境によって変わりますが、平均10年程です。

そのため『外壁塗装の頻度は10年に1度』と言われています。

外壁塗装を行うことで機能は回復し、外壁材の寿命を延ばすことができますし、美観も抜群に良くなります。

補修が必要なひび割れと、そうでないひび割れとは

I様は外壁の汚れともう1つ、ひび割れを気にされていらっしゃいました。それがこちらのひび割れです。

ひび割れには種類があり、これは『開口クラック』といいます。窓や玄関ドアなどの開口部の端から起こるひび割れ(クラック)です。

小さなひび割れからの進行や地震などの振動が原因であることが多いです。

雨が降った際、外壁を流れる雨水は必ず開口部を通るため、雨漏りに繋がる恐れがあります。

そのため、開口クラックは放置厳禁で、見つけたらできるだけ早めの補修が必要です。

モルタル部には他にもひび割れが見られました。

ひび割れは幅0.3mm未満のものを『ヘアークラック』といい、緊急性は低く様子見で問題ありません。

しかし、写真のひび割れはいずれも0.3mm以上のため、補修が必要です。

なお、モルタル外壁は他の外壁材よりもひび割れやすいという特徴があります。

対策として今回の工事でひび割れを補修し、下塗り材に弾性のあるものを提案させていただきました。

『弾性(だんせい)』とは簡単に言うと伸び縮みするもので、外壁が揺れた際に柔軟に動いてくれる塗装をすることでひび割れの発生を防止します。

ご案内したのはエスケー弾性プレミアムフィラーという下塗り材で、ひび割れ追従機能にすぐれた製品です。

外壁は見た目を綺麗にする工事と思われがちですが、このようにひび割れ補修や外壁材のデメリットを打ち消す方法を提案いたします。

また、モルタル外壁と板張り外壁との間のシーリングに隙間ができていました。

ここの他にも屋根板金の継ぎ目、笠木(ベランダ手摺り)などのシーリングも劣化していたため、打ち替え工事を提案させていただきました。

屋根は色褪せ、取り合い部分に隙間ができていました

屋根までI様に上ってきていただくわけにはいかないので、写真を撮って後からご確認いただきました。

こちらがご覧いただいた写真です。

屋根はカラーベストで色褪せ、汚れも付着していました。

2枚目の写真でお分かりいただけるように、屋根と外壁の間(取り合い部)のシーリングが劣化して隙間ができていました。

取り合い部からの雨漏りは非常に多いです。シーリング工事と屋根塗装を提案させていただきました。

ご案内した塗料は遮熱塗料のスーパーシャネツサーモSiで、屋根が丈夫に綺麗になるだけでなく、夏の暑さ対策もできる塗料です。

付帯部塗装やバルコニーのトップコート塗り替えも提案しました

付帯部(ふたいぶ)には軒天、破風板、雨樋、排水パイプ、エアコン冷媒管カバー、水切り、シャッターボックス、軒天井換気口の塗装を提案させていただきました。

外壁だけでなく、このような付帯部も毎日紫外線などの外的ダメージを受けています。

劣化が進行しすぎると塗装できず、交換工事など大掛かりな工事が必要になるので、外壁塗装の際は一緒に塗装することをおすすめしています。

また、バルコニーのトップコート塗り替え工事もご案内させていただきました。

バルコニーにはシート防水が施工してありましたが、その上に塗られているトップコートが劣化して汚れが溜まっていました。

新しいトップコートを塗り替えることで見た目を美しく、防水層を紫外線や摩擦などから守ることができます。

正式に工事をお申込みくださいました！

調査内容やご希望内容をもとにお見積り書を作成してご案内し、全ての内容にご納得いただいたうえで正式に工事をお申込みくださいました！

I様のご希望は「外壁を青くしたい」とのことです。

どんな工事になったのか、施工事例のページにてお伝えしますので、ご覧いただけますと幸いです^^

鎌倉の外壁塗装職人店【PAINT BASE】

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