神奈川県藤沢市・K様邸｜屋根塗装・外壁塗装①現地調査｜外壁のひび割れ補修やガルバリウム屋根・付帯部の塗装をお任せいただきました

皆さん、こんにちは！
神奈川県鎌倉市の外壁塗装専門店、ペイントベースです！

冬の寒さが厳しくなると、塗装工事の乾燥時間も少し長くなります。
ですが、この時期は湿度が低いため、塗料の仕上がりが均一になりやすいというメリットもあります。
お住まいのメンテナンスを検討されている方は、施工時期のアドバイスもいたしますので、お気軽にご相談ください！

さて、今回は神奈川県藤沢市のK様邸に、外壁塗装・屋根塗装のための現地調査へ伺った際の様子をお届けします。
新築時の手違いが原因で発生した外壁のひび割れや鉄部の劣化、鉄骨階段の平場（足で踏む場所）など、メンテナンスが必要な箇所がいくつか見つかりました。

それでは、現地調査の結果を詳しく見ていきましょう！

外壁の大きなひび割れは補修が必要です

現地調査で確認したところ、２階の外壁に大きなひび割れ（クラックとも呼ばれます）が見られました。

K様邸のひび割れは、単なる表面の傷ではなく新築時の手違いが影響しています。
設計時点では、腰高まで外壁が立ち上がり、その上に縦格子のフェンスを設置する予定でした。
ところが、施工時に誤って床からの全面フェンスにしてしまったことが発覚。
工事をやり直してもらいましたが、経年とともに、元々フェンスだった部分の外壁にひび割れが生じてしまいました。

これは、塗装で対応できる細かな「ヘアークラック」と比較して、幅や奥行きが広い「構造クラック」です。
今回はUカット工法を用いて補修します。

Uカット工法とは、ひび割れ部分をU字型に削り、そこに補修材を充填する方法です。

補修材が密着できる面積が広がるので、ひび割れの再発を防ぐことができます。
ひび割れ補修後は、下塗りを行い、上から塗装を重ねることで、美観と防水性を高めます。

ひび割れの種類や補修方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

中庭の金属製手すりも塗装が必要です

中庭にある金属製の手すりも劣化が進んでいました。
表面のツヤが失われ、色あせが進行していますね。
サビてしまっている部分もあります。

鉄部は塗装が剥がれると、水分と反応してサビが発生しやすくなります。
このまま放置すると、腐食が進行し、強度が低下する可能性があります。

今回の施工では、古い塗膜やサビをしっかりと除去してから、サビ止め塗料を塗布します。
その後、上塗りを行い、見た目の美しさと安全性を向上させます。

また、鉄骨階段の平場も、このまま水が染み込むと素材がもろくなり危険ですので、防水塗装で耐久性を高めます。

ベランダのトップコートが劣化しています

ベランダを調査したところ、トップコートの劣化が確認されました。
コーキングの劣化も進んでおり、隙間から水が浸入するリスクが高まっていました。

K様邸の防水層は「塩ビシート防水」で、耐用年数の長いタイプです。
しかし、そのシートを紫外線から守っているトップコートの寿命は5〜10年程度です。
トップコートが剥がれてしまうと紫外線が直接防水シートに当たり、シート自体の劣化が進行します。

そこで、今回はシート防水のトップコートを塗り替え、防水機能を回復させます。
防水層を長持ちさせるためにも、定期的なメンテナンスを忘れないようにしましょう。

ガルバリウム鋼板の屋根も塗装します

K様邸の屋根はガルバリウム鋼板で、現時点ではサビは見られませんでした。
しかし、藤沢市のような海に近い地域は、潮風の影響で劣化が進みやすい環境です。

ガルバリウム鋼板の耐用年数は30〜40年とされていますが、海沿いでは20年で劣化してしまうケースもあります。
今回はK様からのご希望もあり、屋根塗装を実施することになりました。

今回の塗装では遮熱塗料を採用します。
遮熱塗料は、太陽光の熱を反射し、屋根の温度上昇を抑える効果があります。
夏場の室内温度を下げることができるため、エアコンの使用量が抑えられ、省エネにもつながります。

調査を踏まえてK様とご相談し、今回は屋根・外壁や付帯部の塗装、ベランダや階段の防水塗装を行うことになりました。

「新築後に塗装メンテナンスをしたことがないけど、どうやって頼めばいいの？」とご不安な方は、こちらのページもご覧ください！

次回からは、実際の施工の様子を詳しくご紹介します。
ご心配だった場所が、補修と塗装でどんどん変身していきますので、お楽しみに♪

鎌倉の外壁塗装職人店【PAINT BASE】

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