神奈川県鎌倉市・N様邸｜屋根カバー工法×外壁塗装×ベランダ防水｜外装をトータル改修

はじめに足場を架設し、安全な作業環境を整えます。飛散防止ネットを設置し、周辺環境にも配慮して施工します。

次は高圧洗浄を実施。屋根・外壁・ベランダまわりの汚れやコケ、劣化した粉化物をしっかり洗い流し、後工程の仕上がりと耐久性につながる下地を整えました。

まずは棟板金やケラバなどの役物を撤去し、既存屋根材を取り外しました。

下地を整えた後は、屋根の命ともいえる改質アスファルトルーフィング（防水シート）を施工。雨水侵入を根本から防ぐ重要工程のため、丁寧に張り上げました。

仕上げは新しい屋根材「エコグラーニ」を使用しました。

完成後は重厚感のある美しい仕上がりとなり、断熱性・遮音性の向上や雨漏りリスクの低減など、性能面でも大きな効果が期待できます。

外壁塗装には、住宅塗装でも人気の高いSK化研の塗料を採用しました。
下塗り→中塗り→上塗りの3回塗りにより、建物をしっかり保護します。

下塗り：ひび割れへの追従性に優れた弾性プレミアムフィラーを使用しました。
外壁の凹凸を整え、上塗り塗料の密着性を高める重要な工程です。

中塗り：下塗り下地を整えたうえで、高耐候のプレミアムシリコンで塗り重ねて膜厚を確保し、耐候性と防藻・防カビ性を高めました。

上塗り：色ムラや艶感のバランスを見ながら、職人が丁寧に仕上げています。

水切り：外壁と基礎の境目を守る重要な部材。赤色は錆止め材で、下地処理後に仕上げ塗装を行っています。

雨戸：金属特有の劣化を抑えながら、見た目もすっきりとした仕上がりに。

換気フード：汚れや劣化が目立ちやすいため、徹底的に下地処理を行いました。

軒天：湿気がこもりやすいため、通気性に配慮した塗料で仕上げました。

破風板：雨風の影響を受けやすいため、下地調整後に耐候性の高い塗料で仕上げ、耐久性を向上させました。

シーリングはサッシ周りや幕板の目地に施工し、高耐久タイプのSRシールNB50を使用しました。

防水はウレタン塗膜防水を2回塗りし、継ぎ目のない防水層を形成。

最後に日本特殊塗料のGRトップでトップコート仕上げを行い、防水層を紫外線から保護しながら、美観も整えました。

目地部分はシーリング材を充填し、隙間ができないよう丁寧にならして仕上げ。

屋根カバー工法・外壁塗装・付帯部塗装・ベランダ防水まで、N様邸の外装リフォームが完了しました。

屋根・外壁・防水をまとめて整えることで、雨漏りリスクを抑え、住まい全体の耐久性を高めています。