【本社事務所】神奈川県鎌倉市城廻413-50
【営業所】神奈川県横浜市戸塚区戸塚町1306
神奈川県知事許可(般-5)第86005号
営業時間 9:00〜18:00 土日祝も対応
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皆さん、こんにちは!
前回の現地調査を経て、今回はK様邸の屋上防水・屋根塗装工事の様子をご紹介します。
屋上は紫外線・雨風を直接受けるため、建物の中でも特に劣化しやすい部分。
今回は、ウレタン防水とシート防水を併用した二重防水仕様で、機能性と美観を両立させました。

まずは、古くなった塗膜や汚れをケレン作業で丁寧に削り落とします。
塗膜が浮いたまま新しい防水材を塗ると、早期剥離や膨れの原因となるため、この下地処理が非常に重要です。職人が金属ヘラで一枚ずつ丁寧に除去し、下地を平滑な状態に整えました。

次に、防水材の密着を高めるためのプライマーを全体に塗布。
下地と防水層の接着剤のような役割を果たし、塗料が均一に乗るようにします。

特に端部や立ち上がり部分は剥がれやすいため、職人がハケで丁寧に塗り残しのないよう施工しました。
このひと手間が、次の防水層をしっかりと密着させるための鍵となります。

プライマーが乾いたら、ウレタン防水材を2回に分けて塗布します。1層目で下地の凹凸を埋め、2層目で均一な厚みを確保。

弾性のあるウレタン層が建物の動きに追従し、ひび割れにも強い防水膜を形成します。端部や立ち上がり部分もハケで細かく塗り込み、全面をしっかり保護しました。

今回は、ウレタン防水を2層に分けて塗布することで厚みを確保し、ドレンの縁までしっかり塗り込みました。1層目で下地を均し、2層目で表面を完全に覆うことで、防水層に強度と柔軟性を持たせています。
ドレンとは…屋上やベランダなどにたまった雨水を外に排水するための排水口(集水装置)のこと。

ウレタン層が完全に硬化したら、仕上げにトップコートを塗布します。トップコートは防水層を紫外線や風雨から守る“保護膜”の役割を担います。さらに、光沢のある仕上がりで美観性も向上。屋上全体が明るく、清潔感のある印象になりました。

雨水が集中するドレン周辺も、縁までしっかり塗布。隅々まで塗膜を重ねることで、雨水の侵入リスクを徹底的に防ぎます。

ウレタン防水層の上から、防水シートを敷き込み、端部は熱を加えて溶着処理を行い、シート同士を一体化。ウレタンとシートの二重構造により、防水性と耐久性を長期にわたって保持できます。

防水シートを貼り終えた後、端部やジョイント部に専用の防水テープを貼り付けます。
この工程は、シート同士の重なりや立ち上がり部分を補強し、雨水の侵入を防ぐための重要な処理です。

端部や立ち上がりの隙間をシーリング材でしっかり充填します。目地や角部など、雨水が溜まりやすい箇所を中心に丁寧に施工しています。施工後は滑らかに均して密着性を高め、外観も美しく仕上げていますよ。

仕上がり後は全体に美しい光沢が生まれ、雨を弾くような防水層に。
紫外線による劣化も抑えられ、今後のメンテナンスサイクルもぐっと長くなりました。
屋上防水は、建物全体を雨や湿気から守る「最後の砦」です。
外壁や屋根よりも過酷な環境にさらされるため、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。
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次回は、外壁塗装編。
ひび割れにも強い弾性塗料を使った施工の様子をご紹介します。どうぞお楽しみに!
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