【本社事務所】神奈川県鎌倉市城廻413-50
【営業所】神奈川県横浜市戸塚区戸塚町1306
神奈川県知事許可(般-30)第86005号
営業時間 9:00〜18:00 土日祝も対応
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神奈川県横浜市金沢区のK様より、雨漏り修繕工事のご依頼をいただきました。
今回は雨漏り調査の様子をお伝えします!
「クロスにシミができていて、雨漏りをしているので見てほしい」と、当社にお電話でご連絡をくださいました。
クロスのシミの他、こんな症状が出ていたら雨漏りの可能性があります。
・クロスが不自然に剥がれている
・カビが生えている
・雨の日に天井裏から水が落ちる音がする
・雨の日に窓の周りが濡れている
・特定の部屋だけ湿度が高い
・軒天にシミができている
上記のうち、1つでも当てはまる場合は雨漏りが起きている可能性があるので、お早目にご相談ください。
「屋根外壁0円診断・無料⾒積り」については、こちらのページです。
お問合せいただいた日は「一日家にいる」とのことだったので、すぐに雨漏りの調査に伺いました。
こちらがK様邸の外観です。
K様邸は築23年で、10年ほど前に別の業者に塗装工事をしてもらった、とのことでした。
雨漏りの調査というのは沢山ありますが、大体は以下の4つの内いずれかを行います。
・目視調査
・散水調査
・赤外線カメラ調査
・発光液調査
今回行ったのは目視調査です。
屋根や屋根裏、外壁、内壁などを目視・接触・打診して雨水の侵入経路を特定する調査方法です。
他の調査は費用がかかりますが、目視調査は無料です。
目視調査だけで雨水の侵入経路がわからない場合は、他の方法で調査をします。
他の調査方法を簡単に説明すると・・・
散水調査はシャワーホースで雨漏りを特定する方法。
赤外線カメラ調査は温度差を見て極端に温度が低いところを雨水の侵入箇所と推測する方法。
発光液調査は発光液を混ぜた調査液を原因箇所と思われるところへ流し、紫外線を当てて発光箇所から雨水の侵入経路を推測する方法です。
雨漏りの原因というのは様々なケースが考えられます。
シーリングの劣化によるもの、陸屋根の不具合、棟の不具合、天窓のパッキンの劣化などなど・・・。
こちらの写真はK様邸の屋根の状態です。
K様邸の屋根の上にはソーラーパネルが設置されていました。
撤去すると、明らかに屋根の色が違っているのが写真でもお分かりいただけると思います。
この屋根は化粧スレート屋根、カラーベスト、コロニアルと呼ばれています。
セメントに繊維素材を混ぜ、薄い板状に加工した屋根材です。
「うちもこの屋根材」という方も多いと思います。
化粧スレート屋根の一番てっぺんには棟板金(むねばんきん)が被せてあります。
棟板金は釘で留めてあるのですが、K様邸の棟板金の釘は浮いたり抜けていて、利いていない状態でした。
つまり、棟板金が浮いてしまい、隙間ができてそこから雨水が入っていたのです。
ソーラーパネルを全て撤去させていただきました。
棟板金による雨漏りというのはよくあるケースです。
というのも、棟板金の釘というのは徐々に浮いてくるものです。
「うちも化粧スレート屋根」という方は、10年に1度を目安に棟板金の調査をご依頼されることをおすすめします。
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なぜ棟板金を留めている釘が浮いてくるのかというと、その原因は熱膨張にあります。
熱膨張は、棟板金のような金属が熱で温められた時に膨張する現象です。
棟板金に日が当たることで膨張し、夜になって冷えることで収縮します。
これを繰り返すことで釘が引っ張られ、徐々に抜けてくる、というわけです。
K様邸のように日当たりがいい環境だと、釘が抜けるスピードも早くなります。
棟板金の釘が利かなくなると、棟板金が風に煽られることで異音が発生したり、強風で棟板金自体が飛散してしまいます。
K様邸では雨漏りが起き、貫板が腐食していました。
貫板は棟板金の下地です。
K様邸の貫板は木材でしたので、水分に弱く、侵入した雨水が貫板の劣化を早めていました。
雨漏りの原因は屋根だけでなく、庇上の開口部にもありました。
雨漏りの原因というのは非常に難しいため、100%ではありませんが、可能性は高かったです。
別業者による前回の塗装工事によってシーリングで埋められていて水の逃げ道がない状態でした。
シーリングを撤去して水の逃げ道を作り、アングルを取り付けることを提案させていただきました。
更に、バルコニーの下の部屋にも雨漏りがあったため、床材を撤去し、ウレタン防水工事を行うこととなりました。
「ベランダ・バルコニーの防水工事について」は、こちらのページです。
その他、外壁の劣化も見られたため、塗装工事も行います。
お見積り書をご確認いただき、全ての内容にご納得いただいたうえで工事をお申込みくださいました。
工事の様子は以下の施工事例にて随時、更新していきます。
ぜひご覧ください!
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